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1948年。1台の歴史的なジャガースポーツが誕生する。その名もXK120.
当時世界最高峰となる時速120mphを記録し。その後のレースシーンに大きな足跡を残し、今なおクラシックスポーツカーマニアを虜にしてやまない。XK120のコンセプトカーは、すでにアルミニウムボディ構造を有していたという。
あれから50有余年。最新のXKシリーズは、正真正銘オールアルミニウムのスポーツカーとして、われわれの前に降臨したのだった。
ポルシェ911シリーズを基礎とする高級スポーツカー市場は、ここ10年で倍近い規模となり、参入するメーカーも後を絶たない。先代のXKシリーズは、そんな中で世界的に成功したモデルの1つに挙げられるが、新しいXKには、1つの強固な意志が存在する。
GTでありスポーツカーであること。高級スポーツカーセグメントにおいては、まず、優れたGTカーを目指すか、本質的なスポーツを究めるか、の二者択一を迫られる。旧型XKは前者であり、911などは後者であろう。もちろん、違うベクトルに色気を見せるグレード(XKRやカレラ4
)もあるが、基本的な立ち位置の違いは明確だ。
新型XKは、その両方を目指すためにオールアルミニウム構造を採り入れたということもできる。旧型XKの魅力をそのまま引継ぎ、アルミによる軽量化と車体剛性の向上、その他細かな演出により、GTとしてもスポーツカーとしても楽しめる、今までにないスポーツラグジュアリィカーとしたのだ。その一端は発表されたスペックと動力性能からも伺いしれる。パワーユニットは基本的にキャリーオーバーのジャガー製4.2L V8自然吸気で300psを発揮する。にも関わらず、1/4マイルの加速では400psの旧型XKR(スーパーチェンジャーモデル)に遅れることわずか0.5秒!パワー&トルクウエイトレシオが10%以上向上し、しかも車体のねじれ剛性は3割以上アップした・・・。前作よりもスポーツカーとしての純度ははっきりと高まっている。
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